◎法による人権の矛盾 160723

◎法による人権の矛盾 160723
 
全ての生命に対等で自在に生きる権利があるとするならば
その一部である人権を犯した殺人者の人権を
法によって奪うことも人権を侵すことにほかならない
 
こんな矛盾を抱え込んだままの民主主義などありえない
民主主義は対話によってお互いに理解し合い
許せるまで対話を続けて行かなければならないし
それが出来る意識を持ち合わせていなければ
そもそも民主主義など無理な話なのだ
 
対等性と自在性を理解した調和を目指す意識を持つまでは
権利も義務も責任もない解放された民主主義を
目指すプロセスの状態にあり
利権を奪い合う暴力の関係だと認識している必要がある
 
唯物的資本主義にありながら民主主義を謳うのは
少なくとも建前でしかなく
多くな騙しでしかないのだと知るべきである
自由と平等の本意も
支配者は勝手気ままに振るまうことを警察によって守られ
市民は個性を剥ぎ取られたロボットであれと言うことである