平和ではもうけられない 160722

平和ではもうけられない 160722
 
儲かるのも損をするのも
不安恐怖を掻き立てる動乱状態であり
平和はバランス点の動きのない状態を意味し
誰も儲からないどころか全てを目減りさせてしまう
みんなの成長を臨めるのは調和を目指す状態だけである
 
世の中の流れを軌道から外して
闇の変動を大きくするほど儲けるチャンスができる
中でも大々的に壊す戰爭は大きな不幸を生み出し
その分儲ける土壌も広がる
儲けるとは自分の取り分以上に得る不当に歪んだ行為で
その分他の人の持ち分を横取りすることになる
 
それは他人の不幸をネタにして
更なる不幸に突き落とすことである
突き落とした相手を見えなくする為の
システムというブラックボックスを通すことで
確かな敵対心や罪悪感に直接気付かずに済ますことができる
このシステムを大きくすればするほど
マネー・ロンダリングされて手を汚さずに
差別に繋がる特権的意識を生み出すことができる
 
この依存搾取支配の矛盾を無くすには
唯物的価値観を余録なしの経費としてのみ取引すれば良い
 
調和の流れはどんなに大きくなっても
偏った矛盾を起こすことがないけれど
利権という過去の所有や未来の先取りは
我先の競争の流れをつくり大きくなるほど闇を深めて
嘘と秘密で隠されたブラックボックスを大きくする
 
平和は様々な人々を束ね人工的に無理やり平らにして鎮め
流れを止め淀ませることであるから
儲けどころか生命自体が多様さを失い
瀕死の状態に陥ることである
 
同じように自由という状態も勝手気ままに振る舞うことで
自分の存在を自ら見失うことであるし
平等も力尽くで平らに伸して
お互いを等しく見せ掛けることであるから
個々の自分らしさを無くして外から与えられた情報で
動かされる機械仕掛けの状態となる
これは道具や手段でしかなく
主たる目的を持たない浮き草でしかない