◎似て非なる芸術と美 160518

◎似て非なる芸術と美 160518
 
アートとか芸術と呼ばれているモノの範疇は
外目線の仕事へと広がる一方で
プロという社会的価値観を持たされた
物質的な現象界における所有という
視野の狭い依存と競争に晒されている
 
常に新鮮であるはずの美は囚われのない
対等性と自由自在性の意識であり
常にシナヤカな中心であり真理である
美は出合いの瞬間の響きであって
たった今のその場における調和の発信である
 
だとすると過去にまとわりついて
価値を所有する芸術は美とソグワナイ
醜の範疇に属すモノだということに成らざるをえない
そこには邪心ばかりが目立ち
一途に描き出す素直で果てしのない方向性を持たない