◎民主主義の二面性 160420

◎民主主義の二面性 160420
 
一つは欺瞞に満ちた現状で認識されている民主主義である
物質面に偏った力尽くで自由勝手な
強い者勝ちの競争原理を許し
合法的な嘘と秘密のルールとトリックの元で
勝てば官軍という搾取と過去をベースとする契約に基づく
法による権利支配を野放しにしている民主主義のことである
 
片や部分感である物質面という有限性の中で
この世の全体観である精神的真理に基づく
シナヤカで視野の広い全体と部分の全てを見通し
今と明日に集中した集いの暮らし方を目指す
社会性を創り上げていく調和による透明性を求める
パラドキシカルな生き方による民主主義のことである
 
資本主義も社会主義も物質的価値観に偏った
歪みを持っている点で前者であり
歪みというパラドキシカルなこの具体的有限体験を
手段とすることによって真理を切磋琢磨する関係の中で
姿形として学び何処までも透明度を上げ
全体と部分を見極めながら集うことで得る心の解放の
喜びこそが尽きることのない人生の目的である