反芻 160315
 
めいそうとは反芻する思考である
底なし沼に足を取られてしまえば世間に気の散った
過去を迷走して一方的に体力と気力を消耗してしまうし
 
足を大地につけた今現在に過去の経験を引き寄せて
想念を流しながら確認することで瞑想すれば
自分の本心に沿った切磋琢磨ができるはず
 
どこまでも相対する有限の外にとらわれ対立するか
どこまでも見渡せる無限なる内に解放して調和を模索するか
そこに希望に満ちた成長と疲労へ向かう衰退の鍵がある