◎公は大樹になりえず 160220

◎公は大樹になりえず 160220
 
社会を擬人化して「寄らば大樹の陰」とすれば
組織を裏で操る依存者に仕切られ
損得ずくの搾取支配という落し穴にハマり
権利の争奪戦である競争原理に迷い込むことになる
 
この経済という大樹はまぼろしでしかなく
本来それ自体が公という再分配の手段であり
集合的な組織ならば実体である当事者の主権が当然である
 
この公という集合体が
深い悟りを開いた実体としての大樹に
当てはまらないことにすべての人々が気付くべきだ