夢と現の狭間 160126
夢と現の狭間 160126
物理的な摩擦環境でもなく根も葉もない夢でもなく
透明で鮮明な意識状態に在りながら
無重力環境にさまよう
力の抜けた緊張という微妙な空間
その中に立ち入れたときには
言葉やイメージが止めど無く湧き出してくる
それはメモを取ろうとしたり現実がチラツクだけで
夢から醒めるようにシラケてしまう
詩のようであったり
自然科学のレポートのようであったり
顕微鏡やマクロレンズで覗いた世界をイメージするようだったり
その中に溶け込んだ感覚だったり
ただ白い光りが広がって息づいたりと
色取りどりであるが今のところ昔の世界と繋がっていない
物理的な現象世界から限りなく遠ざかった環境にある場であって
脳内麻薬が優っている時なのかもしれない