古里は遠くに在りて思うもの 160117

古里は遠くに在りて思うもの 160117
 
良しにつけ悪しきにつけ大なり小なり生まれて育った環境の
個性が五感や心に染み付いて巣立った後も
あなたというヒトトナリになっているはずだ
 
そのスタートが反面教師であろうとなかろうと
人生の目的へと向う気付きのヒントであることに変わりない
 
選んだ相手に依存するにした所でその事自体
自分で選んでいるに過ぎない
自分の人生は自分でしか動かせない
すべては自主的な選択による道程
 
過去は今と出合うための学びの場であり
ヒントを得る以上に依存できるものでなく
もしも過去を権利として所有したら
その途端に今を放棄せざるを得ないし
安全地帯という堂々巡りの迷路でしかない
入れ子の縄張りに閉じ込められ
その都度線引した外を敵として
物的支配と従属の関係に身を委ねるために
相手の権利を奪い合う不安と恐怖に陥るハメになる