法は支配差別の道具 150630
法は支配差別の道具 150630
多数決は力によって権利を獲得するための
競争による共食いを本能と見せ掛ける支配秩序であり
唯物的所有権を追い求める法治国家によって
お互いの対等と自在をモットーとする民主主義を
実現することはできない
民主主義とはあくまでも依存搾取支配に溺れず
自主的に集う参加者が全員の創意をもって
一人として強制されることのない
対等で自在な暮らしを創り出していくことを
外から見た呼び方である
生産やその分配を意味する経済システムは
全員の心が満たされて思い思いに活動するための
手段でしかない
人生の目的は個々の意志をお互いに尊重し合う
個性ある幸福の追求であり
それを助け合い邪魔しない距離を保つことである
お互いを管理し合ったり干渉を強いるような
お互いの首を絞め合うことになってしまう法律でなく
それぞれが持つ凸凹の個性を補い合うために
自主性の範囲を侵すことなく集い切磋琢磨することで
視野を広げ意識を深め相乗効果を得ることで自律へ向かい
調和した対等で自在な時空間を愉しく冒険することなのだ