飽和社会の暴走を視野に入れて 150227

飽和社会の暴走を視野に入れて 150227
 
堤を切り崩した津浪に雪崩に地震に落雷に土砂崩れ
あるいは不安がつのり恐怖となって暴走するパニック現象
 
全ては飽和状態の限界を超えた爆発によって起る
断末魔の形相
全てのモノにはそれ相応に調和できる器というものがある
生命は全体と部分の繰返しを棲み分けることで
無限に多様な環境を創り続けていく
 
膜で包まれた二つと無い個のすべては
お互いを信頼できる範囲で一つの単位となって集い
更に大きな単位を形成して集いを順繰りに繋げて
入れ子状の連鎖をなして続けていく
 
現状の人間にとって信頼できる範囲は
顔の見える150人を飽和とすると言われているから
150以下を一つの村として更に150の地域が連鎖して
対等に自在に網の目のように広がることを理想としている
どこかで限界を超えると不安となる陰の要素が突然に
膨らむきっかけを見つけて破壊的暴走が起る
 
組織もお互いを見渡せる150人を限度としてまとめ
浸透圧を可能にしたシナヤカなセクションとか地域という
膜で包んで地域ごとに出した150人毎の代表によって
群を創りながら多様な関係を広げていくことで
地球というジグソーパズルを集合意識で描いていくことになる
 
ここで肝心なのは最初の参加者一人ひとりの自在性の
確保が基本であること
常に全てを対等とする場に
立ち戻る意識を備えていること
 
一人ひとりの全てが自在で対等な自分の選択に責任を持ち
社会的な義務も権利も依存も搾取も支配も従属も
発生させずに分け合う共生関係を高めていくことである
 
個々の視野が広く客観性が上がるほど
単位を150人以上に大きくすることができるのかもしれない