部分と全体のゆるい関わり 150101

部分と全体のゆるい関わり 150101
 
集団の全ての切り口に寄り添うには
自分の部分と全体のどちらが手段となって
どんな目的へ向おうとしているのかを知らなければならない
 
木を見て山を見ず山を見て木を見る
全体を見ずして部分が成り立つだろうか
前後左右も分からずに混沌とした中で
自分という部分が歩むべき方向をつかめるだろうか
方向性を持たない部分同士が情に溺れず不安に陥らず
対立せずにいられるはずもなく
 
信頼し合える対等で自在な調和の関係を生み出すには
競わず争わず依存を求めるが故の嘘と秘密を持たずに媚びず
瞬間瞬間に率直であることが前提である
 
頭でっかちになって知識に追われ無理せずに焦らず
自分の本心に添って迷わず大海の波瀾万丈に乗って
他人ごとのように全体観に身を委ね力を抜いて
距離をおき愛しみ愉しんでしまえれば
人生を広く深く静観することがキットできるはず