2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

混沌と秩序 150206

混沌と秩序 150206 有限性を帯びたこの世の目的は 相対性時空間という秩序を創造し続けることである バラバラに分解されて無感覚な状態へ 向かうことを暴力性に満ちた混沌と言い 手をつないだダンスを愉しんで流れる 有感覚の状態へと目指すことを調和…

嫉妬という利己心 150205

嫉妬という利己心 150205 自然界に嫉妬という理不尽で部分的な感情はない これは知識と知恵からなる余剰生産物が持ち込んだ 私利私欲という副産物あるいは副作用に他ならない この嫉妬や競争心と優越感いう社会的価値観をクスグルことで 為政者は漁夫…

モラルという人工意識 150205

モラルという人工意識 150205 常識とか道徳という社会的価値観は 生まれつき備わった自然発生的なものではなく 依存・搾取・支配するための道具として 為政者によって民衆に植え付けられた手綱にすぎない 部分観にとらわれた 権利意識も弱肉強食論も競…

宗教を生みだす本能 ニコラス NTT出版

宗教を生みだす本能 ニコラス NTT出版 題名を直訳すれば =信仰の本能〜宗教はどう進化し何故生き続けるのか= 宗教と信仰ではまるで意味が違うと思うのだけれども? 宗教は社会的組織をイメージさせるし 信仰は個人的な依存心による心情を思わせる 更に本能…

ダーウィンを超えて  今西錦司 中央公論

ダーウィンを超えて 今西錦司 中央公論 腹の座った読んで愉しい本である 生物の環境は相互適応しながら 全体論的ホーリスティックな見方をせずに 局部的な判断をすると暴力的な迷路に入り込んでしまう 行き当たりばったりの突然変異や その場その場の勝ち残…

共生生命体の30億年 リン・マーギュリス 草思社

共生生命体の30億年 リン・マーギュリス 草思社 まず全体観を持っている視点に圧倒される内容である 生物学者とは思えないほど視野が広く文章もうまい 訳者のあとがきを読むと同じ人の文かと疑いたくなるような テニヲハの使い方までが違う 原文が在っての…

依存の法律から自主的な倫理へ 150130

依存の法律から自主的な倫理へ 150130 長年に渡り隠されて来た 人間世界の支配状況が 徐々に明るみに出て 見え隠れしだしているようです 次の時代まで もい一息でしょうか それが首の挿げ替えだけの 権利社会に終わらないように 市民の一人ひとりが対…

DVD 魔女の宅急便 東宝シネマ

DVD 魔女の宅急便 東宝シネマ アニメと違ってメルヘンの映画化は 人間臭くなって難しいね アクビが出るほど面白くなかった おかげで原作を読んでみようかと いう気になったけれどね

DVD かぐや姫の物語 ジブリ

DVD かぐや姫の物語 ジブリ 前評判が良すぎたのか 全体として魅力にかけるし 水彩だという絵も描き込みすぎたのか 透明感や淡さに欠ける 内容として最終的に何が言いたかったのか? 多分「この世の歪みも捨てたものではない」と 言うことか? 最後のセリフが…

運転手と乗客=Driver is KING. 150127

運転手と乗客=Driver is KING. 150127 ハンドルを握る者の責任と権利 例えば車が誰のものであろうとも 同乗者との関係のイカンに関わらず 一度ハンドルを渡せばその間その者が すべての判断を最終決定することになる 義務と責任だけを負うわけでもない…

冒険は生産的な行為 150128

冒険は生産的な行為 150128 何かと出合い選択して生み出す「生産」とは 未知な領域への前向きな「冒険」に他ならない 冒険に必要なのは未来を争って勝ち残る競争でなく 目的とする「冒険」を達成するために 今現在の時点でお互いが必要とする双方の 長…

細胞の意思 団まりな NHK

細胞の意思 団まりな NHK 自発性の源を見つめる 細胞が意思を持った生き物だということを 学会の注目を集める危険を侵してまで しっかりと主張している内容であり 信頼も置けると思うしとても愉しく読む事が出来ました 正に私達人間社会の縮図だとも思えるし…

死も忘れてならない命の一環 150127

死も忘れてならない命の一環 150127 生命は産まれて出合いを選択して体験して 発見して成長していくことだけでなく 死ぬことも大切な体験だし 人生の総まとめでもある 死の瞬間をどう迎えるかの最後の選択がある 恐れと恐怖で逃げまわるか? 道連れを…

欲と本心は裏腹 150124

欲と本心は裏腹 150124 欲を捨てて権利世界から逃げ出して 自主性を取り戻したつもりが ふとした事で気付かされてみれば 私利私欲を裏返した私欲私利で聖人振って 貧乏を愉しんでいる振りをしているだけの 欲まみれ 自分に嘘付く正当な理由なんて どう…

政治の役目は口出さずに市民を支える親心 141231

政治の役目は口出さずに市民を支える親心 141231 立法(議会・政府)に行政(役場)に司法(警察・検察・判事)を 茶会で言えば亭主の役目であり海で言えば灯台守である 広くみんなを見渡して個々に情報を遣取しながら舵取りをする 行政はシンガリ役で…

目的と手段も入れ子環境 150123

目的と手段も入れ子環境 150123 この世の全てが「部分と全体」という連鎖にあって その関係が無限の入れ子関係にあるように あるヒトツの全体が目指す目的は その部分を道具とする手段によって実行される 更に続けてその部分を中心とするより小さな全…

実体としての神を思い描いてみる 150124

実体としての神を思い描いてみる 150124 私達に見える宇宙の向う側にあるには何か? この宇宙を創ったのは誰か? 有限界に対する無限とは? という「なぞ」が永遠に続くだろう そこで人間は「神仏」について考え続けてきた 何度も踊り場にたどり着いて…

大事なのは内と外の認識 150122

大事なのは内と外の認識 150122 生命の仕事はシナヤカに内と外の環境を 自己コントロールしながら 個意識と集合意識という全体観と共に この世の真理を創造し続けることのようだ 個体とは自己環境を構成するヒトツの全体であり その状態は内側と外皮に…

この世の構造と目的 150123

この世の構造と目的 150123 倍に膨らんで半分に分け合うことで無限の循環をつくり そのたゆまぬ流れの中で出合いを選び体験して 有限的感覚に答える意識を積み上げていく 無感覚の混沌的無限を消化することで 有限的感覚の意識に変換した上で歪むこと…

閉ざす膜と開いた五感 150119

閉ざす膜と開いた五感 150119 姿形を生み出すこの世という摩擦界は 細胞という閉ざされた一つの全体性と 五感という開かれた一つの部分性を 入れ子にした状態を外皮という職務が 同時に過不足なく必要とし シナヤカに保たなければならない二面性を持つ…

自然界は自転車操業 150119

自然界は自転車操業 150119 独楽も止まれば倒れる しかしこの世という相対性時空間は 休むこともなく流れ続けている 予行演習もないしやり直しも効かない この止まることのない流れに遅れを取ったり逆らうと その過剰な摩擦の分だけ 自分を消費するか …

どうする次なる自分の世界 150118

どうする次なる自分の世界 150118 昔は謙虚に「老兵は死す」と自ら身を引き 今は居座り「濡れ落ち葉」とお互いを罵り合う どうやら精神的な対等観からなる五分五分の 今という出合いの冒険と発見を愉しめずに 勝ち負け観による不安と恐怖を感じてしま…

判断力を持つシナヤカさ 150118

判断力を持つシナヤカさ 150118 DNAも細胞もヒョットすると分子も原子も素粒子さえも その場その場で瞬時の判断力を持ったしなやかさを 身に付けているのかもしれない にも関わらず生半可な知識で依存することに溺れる人間は 今現在を渡り歩く自然界か…

輪ってユトリがあって良い 150117

輪ってユトリがあって良い 150117 何かを間違っても空き地で遊んでいても 少し約束に遅れても山でキノコを採っても 川で魚を釣っても誰からも怒られない輪の環境って良い 法律はお互いを縛り合うし競争が起こりやすいけれども 自主性って自分流でお互…

命の基本はループ 150117

命の基本はループ 150117 生命の意味論 多田富雄 新潮社を読んで 命の基本は切れ切れの競争にあらずして 調和のループであるらしい 一つの分子にはいくつかの原子が輪になってつくるタンパク質が 活動しているという 更に様々な分子が螺旋に連なってト…

シェアの真髄 150116

シェアの真髄 150116 シェアし合うことで生まれる調和した幸福感 人と人が繋がることで見えてくる無限的な全体観 あなたに映る私を発見して知る部分と全体が輪になる姿 久し振りにチョチョ叔母と今田さんが登場する夢を見た

様々な選択肢 150116

様々な選択肢 150116 この世は一瞬足りとも選択なしで済ますことができない いかに理不尽であろうとも全ての選択は 最終的に自分の責任である だからこそ相対性を発揮できる集いによる相互扶助を 活用しなければ過不足なく生きる糧を得ることも 相手を…

政治支配と従属 150115

政治支配と従属 150115 実質理不尽な暴力ヤクザ政府を 権威と受け入れている国民のすべてが 支配政治の矛盾に気付いて見限るまで 自分達の税金を使いまくっている相手に イジメられ喝上げされているわけですから 国民の中で気付いた意識者が口伝えで …

今西錦司の主体性進化論 150115

今西錦司の主体性進化論 150115 ダーウィンの生存競争による進化論は 時代とともに自然選択などと表現を変えてきているが ようは自然界の弱肉強食によって 淘汰されると言う意味に変わりない 異なる種の個体が生息地を分けて分布している 「生息地を分…

毒には毒をもって薬となす 150114

毒には毒をもって薬となす 150114 相互作用とは切磋琢磨することであり 補い合うことである イジメも戦争もいずれ調和という納得に導く 作用の一つであるのだろう だとすれば あまりにも遠回りなので この世という折角の情の世界に在ることを利用して …