eπi+1=0   210120

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オイラーはこの時何を見ていたのだろうか?
 
全体とは唯一無二の有でもあり
無でもある空と言う
姿形のないすべてであって
形を成した瞬間に
有限という個性を持った部分性を発揮し
他の部分と関係を取り付け続けることで
形を変化させていく不安定でありながら
流れ続けるしぶとい存在でもある
 
更に
この他者の視点から鏡にうつる有限界を体験しながら
己の中心と言う枠の無い無限環境の自分自身を感じ取る
この挟みうちで捉えた一成る姿が
空の向こうにある最も軽い事実なのかもしれない