○ナショナリズムとグローバリズム 200121

 
民族主義と自由解放主義
独立国家主義と連合主義
小さな政府による国境を無くした強い者勝ちの無政府状態
つまり個と全体をどう秩序付けて行くかということ
先々個人として自律を目指せるに人になれたときには
地域社会を核とする小さな政府によって物質の分配を管理し
個人はお互いに切磋琢磨することで精神性を高め
集合意識とつながることになるのだろう
 
そもそもお互いの垣根を取り払うというグローバリズム
心の問題として個の自由自在な選択を尊重し合い補い合う
多様な調和や愛について
利他的に語られてきた無条件の美しい言葉だ
 
そこに土地や物に依存する所有権という条件を持ち込んで
強欲による搾取を目論み
アメとムチや不安恐怖をばら撒くことでひた隠しにしてきた
ヤクザな資本主義者や金融マフィアが
自由と解放という言葉を逆手に取って利己的に利用し
民衆を損得感で騙して取り込み
実質的な権力を手に入れて来たのが
情報と官僚と政治を乗っ取っている
中央銀行多国籍企業の株主として隠れた支配者たちである
 
彼らが民衆という同胞に依存し支配しようと企んで来たのは
解放を経済のみに限定することで
グローバリズムとは名ばかりの
真逆の暴力で地域性である衣食住を担保に取り
主権者たる国民の権利を見掛け倒しにして剥奪し
義務と責任だけを市民に転嫁する全体主義なのである
 
本来ならば市民が主体となり
生命を保つ手段とした地産地消の地域経済を
ベースにしてインフラを整備し
生命体の目的である精神性の具現化を進めることが
個々の目指す愉しい人生であり
それを支えるのが切磋琢磨する共生社会である
そのために有限性である差別や比較や競争心の摩擦を
体験して消化し
自らの心を視野の狭い有限界から解放することが
調和による飛躍を愉しんで今に生きる冒険なのである