清と濁をつなぐ橋  190613

清と濁をつなぐ橋  190613
 
不完全な状態である有限的な人間にとって
清濁併せ呑むのは不可能に近い
大抵の人間は具象性の強い現象を背景とする
濁に迷い目が眩んでしまう
 
清は客観的な愛に近く
駆け引きに溺れた現実の井の中で
切羽詰まった情に押し切られてしまう
 
全体観は部分感が有ってこその存在であり
部分である「小」の集いが
より全体である「大」を創造する
これが一なる大自然そのものなのだ
 
大きいほど《負けるが勝ち》という
懐の深さを理解することが大事になってくる