眠れる森の美女 190608

眠れる森の美女 190608
 
無限に広がる大自然
霧に遮られた眠れる美女と美男が
出合えぬままに過ごす幻の場
 
共生できる賢い人に間がある人間は
この静かに沈殿した場をかき回して混沌とし
出合いによる再構築を促して
反面教師を目論む矛盾の存在
 
知識の蓄積による思考力で浅知恵の強欲と
不安恐怖にまみれて目がつぶれた
共食い状態の人間は愚かなまま
競争原理に溺れ
共生による信頼関係で飛躍する切磋琢磨に
気付けない
 
精神性を欠いた肉体の暴走で
具象的な物理化学に特化した世界を作り上げ
抽象的な意識によるコントロール無しの
腕力に依存した競争原理で
嘘と秘密に依存する社会を蔓延させてきた
 
搾取に依存する支配組織は達成と同時に
逃げ場先のなくなった嘘の責任転嫁で
自己崩壊が起こり
首輪付きの平和と言う言葉で隠されてきた
調和を目指す自主的な冒険が始まる