日航123便墜落の新事実 青山秀子 河出書房新社

日航123便墜落の新事実 
青山秀子 河出書房新社
 
青山さんはその後東大に人学して博士になる
出版物としては
日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ
日航123便 墜落の新事実 
日航123便 疑惑の始まり
日航123便 遺物は真相を語る
その他記事多数
青山さんの人生をここまでのめり込ませた
虚しく悲しい真実に
私も少なからずやり場のない義憤を覚える
多くの目撃情報を分析すれば
少なくとも自衛隊や米軍にとって
あらゆる権力を動員して多くの犠牲を払ってでも
隠し通したい
何かがあることだけは確かだとわかる
隠蔽を命じた奴らは兎も角
墜落後に生きながら見捨てられ殺された人々だけでなく
現場で隠蔽工作をさせられた自衛隊員の人生も
苦しいものになったに違いない
いずれボイスレコーダが公表されれば
内部告発も起こり多くのことが判明するだろう
人間社会を豊かにする手段であるはずの組織が
独り歩きして主権者たる者から信頼関係を吸い取り
競争原理に突き落としている現実の怖さ
その推進者と成り下がった官僚支配も哀れですらある
この底なし沼から這い上がるにはどうすれば良いのか?
答えは単純明快である
個々が自らの中心でそれぞれの環境を俯瞰することで
客観的に広くを見渡せば自ずと答えが見えてくるし
それだけで切磋琢磨の関係を取り戻して
追い込まれてきた虚像を消し去ることができる