生産管理から自己管理へ 180906

生産管理から自己管理へ 180906
 
物から意識へ
手段から目的へ
古代ギリシア人は官僚体制において
奴隷を管理する事で依存し
危うげな民主主義を可能にしていた
 
その後の世界も民主主義を建前としながら
生産を管理することに命を費やしてきた
しかし現代人は嘘も秘密もない
A I と言う人工頭脳を得ることで
生産と生産管理を
丸ごと委ねることに成功したらしい
 
人間はついに他者を管理する
不安恐怖から解放され
自己管理に集中して自律を目指すことになる
個々が秘める人生の目的を
衣食住と言う手段の確保に
ほとんど費やすことなく追求できるのだ
 
真理という美を求めて実践を目指し
お互いに腹を割って切磋琢磨し
個と全体の調和を目指して
集合意識と繋がることができる
 
ここで問題となるのは
反面教師を必要とせずに
目的を見失うことなく停滞もせずに
みんなで輪になって成長していけるのか?
相対する相手をどこに求めれば良いのか?
その相手は切磋琢磨する仲間で充分なのか?