前を向けば常に初対面 180711

前を向けば常に初対面 180711
 
大げさに言えば
出合いは次元を変える無条件という世界観
体験することで血となり肉となる
実感を得ることで知識となり
知恵となり意識となる
否応のない日々の出合いで生命体は
限りのない成長を積み重ねる
 
常日頃は限られた世間を
自分の選択範囲として生きる
自由奔放であるはずの孫悟空ですら
観音の手の中を出ることはできない
 
しかし無条件と言う環境には
世界と言う枠すら無い自由自在で
自分以外に手すりとなる相手は無い
無いモノ同士で出合いを創造する
その瞬間に自分で条件付けた
鏡に中の摩擦界が出現する
 
これが産まれると言うことであるらしい
無垢の赤ん坊の世界観である
一瞬一瞬が挑戦であり冒険であり発見である
寝ることですら自分の責任であり
全ては似て非なるモノで互いに偏見もなく
自在で対等で信頼と調和を求めて相対する
集いと対立がヤジロベエの関係にある
この自由自在こそが無条件の環境なのだ