蒲団 田山花袋 イースト・プレス

蒲団 田山花袋 イースト・プレス

 

何とも暗い

まわり中を不幸にしていく愚かしいが

笑えない話

インテリーが陥る堂々巡りの中で

性的抑圧に翻弄される

ジメジメとした鬱陶しい物語である

こうした状態も

人生の通り道なのだろうと

妙な納得を得ながら読むことになる