便利の対価 180628

便利の対価 180628
 
作用に反作用
時には倍返し
相対の世に只は無い
私が居るならば貴方が居る
それが摩擦界と言うこの世である
 
文明は文化を足蹴に
便利を求めて依存搾取支配に努めてきたが
それ相応の時間と空間とエネルギーによる
苦と言う対価も払ってきた
只に見えるモノほど怖いものはない
 
それでも便利な関係を過不足なく
強欲に陥ることもなく対等にこなせれば
調和による無重力の環境に
飛躍することもできる
 
それが無限と接する
飽和による振り子の折返し地点体験あり
時空を超越した
円運動による永久運動でもある
そして井の中の即物的競争原理の縄張り環境から
視野を広げ大海なる無限を垣間見た意識による
切磋琢磨を目指す自由自在な環境への
旅立ちでもある