相対性における中心と重心 180521

相対性における中心と重心 180521
 
距離という時間的なバランス点を中心と呼び
量という空間的なバランス点を重心と呼ぶ
すべての物的根拠はこの二つの点を拠点として成り立つ
 
例えば布団の中心と重心はその二点を結ぶ線をつくり
この中心線が決まらないことには形を成さず
カバーの中で混沌となって揉みくちゃになってしまう
コップの水も重心と中心の作る線が歪むと
コップからはみ出してこぼれだすか
コップごと倒れてしまうだろう
 
全ての姿形ある物体は中心軸を持って回転することで
球体を目指して安定している
更に歪みのない真球に向かうと軸が点に近づき
相対関係で生まれる形を保てず崩壊してしまうだろう
 
あなたと私の出合いにも中心と重心によって起こる
調和と対立の関係が生まれる
うまく回転できれば調和へ向うし
中心軸が歪んでギクシャクすれば対立するだろう
社会組織も宇宙の動きも同じ法則の中にある
 
内に向う求心力を促しているのが意識の波であり
外に向う遠心力を促しているのが物的エネルギーなのだろう