◎慈悲と驕り 180219

◎慈悲と驕り 180219
 
全体観を持った無限感による慈悲と
視野の狭い部分感による慈善
 
平家の慈悲が単に驕りであったから
復讐心による源平合戦がもたらされた
徹底した慈悲を維持できるならば
調和の関係を継続できるだろうが
 
至らぬ人間が故にその公共的な幸福を
手にした途端に欲をかいて
取り逃してしまう
どうすれば公的視野を持ち続けられるかと言えば
その場の個と集い
部分と全体を見極める客観的な意識によって
調和のゲームを愉しめていれば良いのだ
 
ゴミ溜めの中の宮殿が如何に臭いかと
気付けていれば
家事という美しい公共的な仕事に喜びを持って
我先に参加できるというものだ