この本の要は
あなたも私も皆んなが幸福であるために
人とあるいは社会とどう付き合っていけば良いかを指南
その答えは以下の3つである
理屈より行動
過去より現在
評価より共感
も一つ
過去の分析より今も解決法
実に端的で分かりやすい
具体的な例題を通して
全体を視野に入れた実践的生き方を示してくれる
子育てビジネス地域社会
一人として自律を目指し
家族隣人大自然と以下に愉しんで集い
満たされた人生を積み重ねていく為の
現実的方法を目からウロコで気付けるだろう
素晴らしい本である
特に90ページの人格否定を行動否定に訂正することで
差別が解消されるなど
正に腑に落ちる意識の変革である
子育てにも愛だけでなく行動する技術が必要だという
対立する競争原理は過去の根ざすが
共生する切磋琢磨は現在を舞台にするということなのだ
アドラーはこれを共同体感覚という
アドラーの造語は沢山有るけれどイマイチ分かりにくい
それは多分母国語のドイツ語でなく
英語で説明する為に作り出されたからだろう
例えば