目的化された存続行為 170811

目的化された存続行為 170811
 
後ろを振り返った底なしへの怯えと
不安恐怖によって視野が狭くなって
手段を目的のごとくに扱うことの危機
そこに過去へのこだわりが起こり
自虐と他害による止めどない共食いが始まる
 
トータルの大自然は今を中心にして
自主的な棲み分けと食物連鎖の循環によって
常に歪みを自己調整している
調和の前後左右全てを行きつ戻りつ
作用に反作用を繰り返して振動している
 
その周期が細かいほど零という無限なる解放に近づき
大きく揺れるほど陰日向ができ
物理的な力の法則に縛られることになる
これが部分感によるルールで治める摩擦世界を作り
執着心が対等性と自由自在性を奪い
過去への依存搾取支配の競争関係を作り出す
 
この隔離されたマイナーな関係から逃れるには
しっかりと物欲と暴力の関係を体験して咀嚼し
視野を広げて癒着のない自律を目指し
過去から現在へと卒業しなければならない