生き甲斐 170513

生き甲斐 170513
 
生命体が日々を生きる行為に励むのは
何に突き動かされてのことなのだろうか
死ぬことへの恐怖なのか
破壊することへの衝動なのか
それとも生産することへの期待と喜びなのか
 
生まれながらに背負う目的を持った意識を司る右脳の存在に
手段である肉体を牽引する左脳が導かれているのか
 
生きる目的とは何なのだろう
やり甲斐というモチベーションは具象的で
終わりの見え透いた手段でしかなさそうだし
生き甲斐も同じ意味であろう
 
だとすれば人生の目的は
永遠のナゾを紐解く抽象的な人生を目指すことで
未知なる未来に気付き発見をたのしむために今の出会いを選び
その一瞬一瞬の冒険と発見を重ねる日々を喜びとすることか
 
この永遠のナゾとは自分自身の存在であり
あなたと私が棲む相対性宇宙に秘められた
部分性と全体性の関係を解明することなのか