森のなかの海賊船 岡田淳

森のなかの海賊船 岡田淳
こそあどの森3

 

物欲に歪んだ社会の
理不尽で複雑な関係の中で
少し悲しいけれど
美しくもある物語

海賊船と言われている宝物を
探し続けて旅をしている
船大工で笛吹の祖先は
この幽霊船を作った一人だったと同時に
船乗りの道化の一人でもあったのかもしれないと
この本を読む人は
もどかしく思いながら
多重次元世界を旅することにもなる
ふしぎな設定だ