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闇のまぶたに浮かぶ影 160913

闇のまぶたに浮かぶ影 160913
 
真夜中の寝床でまぶたを閉じたはずなのに
脳裏に何やら蠢く人影
この想念に浮かぶ見覚えのない舞台は一体どこなのか
この人々は誰なのか
よく確かめようと集中してみても
揺らぐばかりで見定めることができない
暗がりのせいか音もなくたのしい雰囲気でもなく
夢でもないのに不思議な現象である
 
この見知らぬ人々は過去に出合った存在なのか
未来のものなのか勝手に合成したものなのか
モノクロの蜃気楼か想念のように
摩擦もなく走馬灯のようにつきまとう影
 
そう言えば昼間でも視界の隅で動く
虫けらのような気配を感じることもしばしば