2016-07-23 平和は戦いだ 伊勢崎賢治 田中裕二 太田光 講談社 平和は戦いだ 伊勢崎賢治 田中裕二 太田光 講談社爆笑問題のニッポンの教養の一冊数ある伊勢崎さんの本を分かり易く口語体でダイジェストした内容紛争解決・憲法9条・海外派兵武装解除・動員解除・射界再統合国内法が通用しない国際法・国連憲章警察の範疇にある自衛隊が海外に出て戰爭の現場に入るとどうなるか殺しても殺されても軍人としての扱いにはならず人殺しになるし保険はおりないし地位協定も微妙だし・・・お金を稼ぎながらの仲裁役として乗り込むには丸腰で中立の立場を保たなければならない第三者としての説得や交渉にはセクシーさが必要ニホンの対米協力はアベコベ大義のある国連にそって協力するかアメリカ独自の路線に乗るかと言えば当然国連の路線が公なわけで結果の責任を被らずに済むしかしニホンはアメリカに忠義を立てて非合法の方に出向いてしまう派兵で外貨を稼ぎたい国は発展途上国にいくらでもあるそれをニホンは彼らの仕事を奪ってしまうようなことをするニホンはお金で協力すれば丸く収まるのし何としても武装した陸自を目立つように沢山出したいという同期がおかしい現実には難しくても世界中の国にとって9条を持つことは理想ですだからニホンが持ち続けることが世界にとって意味がある武装解除の際大量殺人を行った指揮官を罪に問えないどころか武装解除の条件として地位を保証すらする必要が出てくる平和を構築するには正義を貫けないことになる戰爭は一般の暮らしを破壊をして人道援助のニーズを作るそしてそこに食い扶持を得ることは戰爭の共犯者になってしまうという矛盾表現者は不滅のものを創りたいのかその場で燃焼し尽くしたいのかこの二つはいずれも究極の話のようだけれども実際はその人の意識状態で揺らぐのだろうそして今の私は後腐れなく満たされるために燃焼し尽くしていることだと思う