◎経済が支配するプロ意識 160720

◎経済が支配するプロ意識 160720
 
自立と言うキレイ事の言葉で仲間同士が騙し合って
部分同士の分裂と対立を自虐だと気付かず煽ってきた
現代競争社会は生きるための手段でしかない経済を
主役に抜擢して陰で操る監督や演出家を生み出した
 
結局は支配されているにすぎないながら
経済を後ろ盾とした気にさせられて依存するプロと
無条件の中で無制限に全てを解放して表現しなければならない
アマの懐の深さとは基本的なスタンスが違う
 
何が幸福で何が喜びか?
これを競争原理における社会的評価で見れば
飼い慣らされたプロに軍配が上がるのだろうけれども
視野を広くできる距離をおいた天から俯瞰すれば
明らかにアマの環境が根底にある
補い合う信頼の関係で解放された調和を目指す社会に
軍配が上がるだろう
 
プロの社会はゲージで飼われるブロイラーが
脇目も振らずに卵を生み出すようなもので
閉じられた部分における効率とか能率で評価すれば
平飼いの鶏に比べて明らかに数値が上がる
 
しかし循環する環境をトータルして俯瞰すれば
過不足なく補い合うことで明らかに無駄のない
調和を目指す信頼の流れをつくるアマの環境が
必要以上のストレスを省き
お互いを認め合う距離感を持った棲み分けと
切磋琢磨によって相互における違いの理解を可能にする
そこにこそ全てに行き渡る幸福と喜びが満ちているはずだ