◎所有と消費は独り占めと共生の関係 160204

◎所有と消費は独り占めと共生の関係 160204
 
今の自分を解放し合うことでシナヤカで過不足のない
未来に関するお互いの自由自在な関係を可能にする
独り占めしたいという所有欲は過去に視点を置く
切りのない強欲による保守的で自由勝手な
都合のいい約束事によって未来に対する権利を
押し付けることを社会的価値観という合法にするモノで
その裏打ちとして暴力に支えられて成り立つ法律という
常識を植え付ける契約関係を必要とする
 
過去に使い終わった廃棄物に癒着する視野の狭い権利意識も
無条件の今を視点とする広い視野の解放された冒険意識も
個々の生命体の自主性に任された対等な選択肢である
依存という搾取を選ぶのも自主性からなる結果であり
今を判断する意識を中心として物質である知識を手段とする
無限を目指すのもプロセスを遊ぶシナヤカな自主性である
 
条件を必要とする怯えた者同士の関係においては
その意に反して閉ざされた関係を永久に開放することができない
損得や善悪という所有欲がもたらす盲目的な関係から逃れるには
溜め込まれて変質している資産や物質である知識を
分配の流れに戻すために全ての条件を取り払える分配方法を
見出して実験し実施し
損得に囚われている心を一斉に自由自在に開放しない限り
個々の自主的な生命力を発揮させることができないのだ
 
体験なしに事務職が机上の空論を重ねても不安は消えないし
恐る恐るの逃げ場を用意したお試しで意識が育つのを待っていても
ギリシャ以前からある長い民主性を求める歴史が示している通り
権威主義と当事者主権の間の堂々巡りを繰り返すだけである
 
個々の日々による体験こそが不安を消し勇気をもたらし
自らの可能性を創造できる環境をついくるのである
どちらが先でもなく互いに切磋琢磨し合うことで冒険が可能となる