意識で満ちた無限宇宙 160110

意識で満ちた無限宇宙 160110
 
宇宙全体の一部でありながら
個として自律した肉体を持った個性体は
手足を含む五体による五感であなたと私という
相対の関係を体感して姿形ある自らの存在を自覚し
その成長のプロセスから混沌なる無限に隠れた真理を
浮き彫りにして写しとる
 
そこで部分感が描き出す損得感に気を取られると
不安恐怖に陥り相対性を崩し現象面に飲み込まれ
意識でつながる全体観を見えない振りして
自分や相手を嘘と秘密で操ろうとする
 
又その理不尽な部分性の作用に反作用を起こして
意識に偏り相対性を忘れて愛や美のみにあこがれ
成長を伴わない安全圏である現を過ぎ去った
過去にたゆたって停滞してしまう
 
この世で肝心なのは全体と部分の関係性を感じ取りながら
部分というリアルを選んで体験し続ける
部分をつなげた全体を常に描き直している
意識と肉体のコラボレーションである