高次意識界へのガイドツアー イツァクベントフ ホメオパシー出版

高次意識界へのガイドツアー イツァクベントフ ホメオパシー出版

日本教文社の《ベントフ氏の超意識の物理学入門》と
《ベントフ氏の超意識界探訪》に続いて出たものと思い込んで
読みだしためたら超意識界探訪の新訳だった

25年も前に読んだ本なので
幾つかは気になる部分もあったけれども
改めて読むほどに色褪せるどころか
新鮮で愉しく読めた

入門は何度となく読んだけれども
探訪の方は一度読み通しただけだったこともあるので
いずれ前の訳と読み比べると面白いかもしれないと思う

本題に入る前のまえがきから序論までで35ページもあるが
コレも読むべき多角的な内容を多く含んでいる

以下タグを付けた所を箇条書きにして書いてみるが
損前に一言・とても分かり易く紐解いている内容なのに
所々方い樹後に出合い違和感を覚えた

ベント婦の職業の一つは発明家であるが
発明するinventはラテン語でinvenireで
タマタマ見つけるとか偶然出合う・遭遇するという意味だという
幸運な出来事や予想外の展開を示唆(しさ)するとある

創造主氏とその夫人は一人の裏表である
進化のプロセスを発動させるために
彼らは一旦別れて宇宙卵の両極に離れなければならない
宇宙卵の全体がこの分離の緊張と再度の合体を求めて震えだす

正と負が再結合した後もそれぞれの機能を果たす
男性性は能動原理として意識の進化に関わり
婦人は女性原理として母なる自然であり森羅万象全てのデーヴァである
彼女は貸不可視を問わず存在する全てを実在化させる
地球であり惑星の体大陸島川木花から細胞原子のディヴァに至る
時間は便利で客観的な機械時計時間と
主観的で柔軟な意識上の時間の二種類ある
意識が拡大していくとついには無限のスピードの中にあって
全宇宙を満たし同時にあらゆる所に偏在できることになる

神は自らを三つの側面に投射して四面体をつくる
コレは三位一体を現し三次元構造の基本となる姿である

アレフのアーは宇宙の基本であり全体像であり
今すべて成るモノを数字で表すと50音になる
アレフは49の創造主を内包し自分を入れて50になる
アレフの全面は輝き裏面は暗く二つの極性を現す
表からはヘブライ文字の22の干渉パターンアルファベット順に姿を現す
暗い裏側は22文字がバラバラにある
この裏表はエネルギーの変換器であり秩序と無知な混沌による善悪を現す

この法則を全体構造に見ると三位一体の愛と意思と創造の中心を表し
アフレが知恵を意味するチャクラとなりエネルギーセンターの役をする

二極の内の片方は卍(スワスティカ)で表し
創造の要となり《命をかけて始めようとする欲望》という意味に成る
また4次元の回転宇宙が表現されている
卍は創造主と被造界の象徴であってこの二つは不可分なのである

宇宙とは意識を蒸留する機械である
創造主は意識でもあり進化する
原書のスープから意識同士でコミュニケーションをとり
成長していく過程で出来の良い個別意識が現れる
それは全体観に目覚め自分が創造主の分身であることに気付く

顕象界とは絶対が自分を潜在状態から形態へと投射したものである
絶対界と被造界の自分がどちらに居るかによって正負が決まり
自分のほうが正で本物のリアリティーがあり
相手を非現実の潜在的なリアリティーとみなす

アインシュタイン曰く
《科学無き宗教は不具であり宗教無き科学は盲である》
(余談:盲も不具の一つだよね)