公務にあるべき福祉的心 151004

公務にあるべき福祉的心 151004
 
特に民主性度における公共という環境は
ボランティア精神を必要とする
すべての組織は福祉的な場であるべきだしそうなければならない
 
それは善悪感や義務や權利という社会的価値観からなる
ルールやマニュアル優先で心なく成り立つ
物的あるいは経済的関係でなく
自律によるお互いの自主性と対等性と自在性を目指す文化であって
且つ倫理的問題として知識でなく意識による関係性を
大切にするということである
 
公共性を広く捉えればあなたと私という出合いから始まる場であり
違う個性を持った者同士が集う場における全ての関係を意味する
だからこそ貨幣経済において再分配のための税金という
集うことで起るゆがみを修正するセーフティーシステムを
私達市民が採用しているのである
 
したがって立法行政司法を含む公共の場に
税金の徴収と分配以外の経済システムを持ち込むことは
自ら民主主義の道を外すことになる
つまり罰金だの手数料だのマシテヤ大きな官僚組織を必要とし
営利を目的とする経済活動に足を踏み入れてはならないのである
 
何故なら権限は権力欲に繋がり搾取と支配に走りだすからであり
当然郵政民営化や図書館のツタヤとスターバックスへの委託問題や
年金用の預り金を金融ギャンブルに投資するなど
民間の営利を目的とする組織に公共的業務を
委ねるなどモッテノホカである
 
成長を目指して流れ集う社会に参加する全ての人に対する
対等性と自在性と自主性をお互いに侵さない環境を整える役目を
仕事とするのがボランティア精神による公共の立場である
喜びと尊厳を持ってこの公務という仕事を選べる人以外が
この危険な誘惑に満ちた社会の要とならなければならない仕事に
関わることを避けなければならない