人生に終わりという結果はあるのか 150927

人生に終わりという結果はあるのか 150927
 
有限性である物質面と無限性であるだろう精神面の
両面の絡みで相対性時空間における個々の人生は
お互いを磨き無限を目的にして意識を育てて行く
 
物質面に執着すると權利闘争の競争原理を基本と信じ
結果らしきものを目的にした価値観に埋没して
過去に成した成果を引きずり權利として確保し
そこをベースに依存することで縄張り権力社会を打ち立て
搾取と支配を続けるために端から侵略し続け
根こそぎ一方的に食いつぶして行くことになる
この侵略で息を吸い込むだけの膨らむ人生では
意に反して咀嚼する間も学ぶ流れも無く生産を伴わない消耗だけの
尻切れトンボになって立ち消えるしかない
 
精神面に偏ると集うことの意味を忘れ
先人の教えを請うことに甘んじてたゆたう
自主性のない夢に溺れた独りよがりに逃げ込み
自分が参加するべき時空の流れを放棄してしまう
 
物質面と精神面が両立する調和の中での精神面は
視野が広く意識が深いほど遥か彼方を目指して
今の一歩を刻んでいくことを可能にする
お互いの自主選択で始まる調和による冒険と発見のゲームを愉しんで
そのゲームを創造しながら先の見えない道なき道を切り開き
無限という混沌なる歪みのない無空を
有限という秩序を持つが故に歪みを持つ時空という環境にお置き換える
無から有を成す入れ子になった部分と全体を視野に入れた五分五分の
一瞬を積み重ねて行くプロセスを遊ぶのが私達の人生なのだろう