権利と義務か相互扶助か 150919
過去を根城として物質の取引を基本とする資本主義は
權利を確保するための競争原理をこの世の真理として
個々の自在な自主的活動を奪い合う弱肉強食を主張する
資本主義は意識による信頼関係を見限って
物欲と腕力と知力の強い者勝ちの依存関係を求める
依存は搾取による格差と差別による縦社会を目指す
それは力の強い者が弱い者を支配する奴隷と家畜で
成り立つ暴力的秩序関係を意味する
そこに発生する縄張り国家は対立と競争で食いつなぐ不安恐怖と
尽きることのない所有欲で自らを鞭打つ自虐的な環境に陥る
そこにはお互いを認め合う対等性と自在性が創りだす
全体観を視野に入れて個々の部分観によるお互いの凸凹を
切磋琢磨で補い合う相互扶助などあり得ない
そこで苦肉の策として資本家が編み出したのが
修正資本主義であり議会制民主主義という競争原理を複雑化して
欺瞞に満ちた詭弁で圧倒的に多数を占める市民を
洗脳することである
自由(勝手)民主主義を建前とする金融資本主義は
本音とする搾取社会をだましだまし世界に広め
一網打尽にするNWOが目的となる
しかし皮肉なことにコレを成し遂げると同時に
一方通行の信用貸という紙切れの自転車操業は行き詰まり
元も子もなくして奈落の底へと落ちるハメになるだろう
權利も義務も弱肉強食もこの世の真理にあらずして
あらゆる所に過不足なく循環するシナヤカな調和による
食物連鎖がこの世の真理なのだと気付くことになる
そこには自律した当事者だけが集う自由自在で対等な
身軽で心身共に豊かな環境が生まれる筈だ