優越感と自尊心  150722

優越感と自尊心  150722
 
さげすみで成り立つ優越感は残念ながら
底の浅い頭の働きで
競争心を伴い自分をさげすむ劣等感の
裏返しでしかない
 
対等観で成り立つ自尊心は肚からの心の働きで
切磋琢磨を伴う謙虚さ故のものなのだ
 
作用と反作用の原理に支配される優越感に対して
可塑性に基づく個性の尊重こそが
調和をもたらす根源なのだ
 
過去という自分の外に怯えて操られることなく
勇気を持って今という自分に従う事こそが
自分と相手をつなぐ揺らぐことのないカナメとなる
 
今に生きるれた時には
損得感や平等感から起こる奪い合うことがなくなり
必要に応じて過不足なく分け合う対等観や共生観を
伴うことができる