民主主義と組織化の問題  150630

民主主義と組織化の問題  150630
 
本気で民主主義を追求するならば
集いの組織化とは逆行するようになる
個々の自在性とお互いの対等性を求めれば
その場に沿ったシナヤカな集いに向かうことになり
社会的な所有意識や価値観や善悪観や形式や
道徳や階級制度や依存支配による秩序や法律で
縛り合うことを否定するしかない
 
こうした唯物的な法的支配に替わって
部分と全体の関係に目覚めた個々が
視野を広げた意識の深い自主的な倫理観によって集い
切磋琢磨するお互いに自律へ向かう流れをお越し
変化し続ける非組織的な秩序が生まれる
 
そうして個々が解放されて自主的に集う
全体の相乗効果に乗った愉しい関係を
外から見た時に民主主義と呼ぶ