組織は福祉による相乗効果を求めるモノ  150618

組織は福祉による相乗効果を求めるモノ  150618
 
個々の人間は全体の一部分であり完璧でない
個々が集う社会はお互いの凸凹を補い合うことでのみ
より不安の少ない関係を見つけ出して行くためのモノ
自然界の生命のすべてはこの連鎖の中にあるべきモノ
 
しかるに人間はその欲望による知識と知恵によって
調和でつながる自然界を支配し搾取しようとして
農耕文明を起こして以来無駄な生産に血道を上げて
余剰生産物を暴力として勝手に所有と依存を決め込んできた
 
しかし建前にしろ民主主義という参加する全ての個々に
主権を認めるまでに意識を成長させて来た今現在
少なからず法治国家システムにおける福祉社会を目指している
ならば出来る限り弱い場をつくらない事に越したことがない筈
 
それが社会の目指す目的でなければならない
社会的秩序も経済もその手段に過ぎないのだから
権力を強い立場に据えて優先させてはいけない
社会に必要とされる公的立場を選ぶモノは
母性性からなるボランティア精神を忘れずに
その立場を強いステージにしてしまわないように
手段である自らを常に認識している覚悟が必要である
 
権利意識の薄い派遣やパートを選ぶ者は
権利意識の濃い支持する立場にある正職を選ぶ者に
守られる環境にしていなければ
主権在民の幸福な社会を追求できない
 
多くを束ねる立場を預かるコンダクターほど
力を控え謙虚に全体を見据えたペースを求めて
補い合える環境を創らなければならない
 
個々の幸福の上に全体が成り立つことを美しいと思えるならば
強いることのない調和のペースを愉しむことで得る
相乗効果を視野に入れて
より広い意識を学ぶ喜びを求めて行くべきだろう