法治国家の実像  150604

法治国家の実像  150604
 
法はその時点で力を持った人間や組織の利害によって作られ
寄らば大樹の陰でしかない情報で民衆に浸透させる
それは
マスコミとマスメディアを表玄関として
他の多様で個性的な出入口を覆い尽くしている
更に警察権力と軍隊の暴力によって
逆らうものを排除することで権力組織を支えているものである
 
個人的な利害による感情論でなく
全員の幸福の基本について語るならば
 
専制政治よりも人権保障政治が良いし
(個人の自由自在性をお互いに認め合うことには対等性を前提とする)
天皇制よりも国民主権が良いし
(搾取支配よりも国民の総意を引き出す関係を何よりも大事にする)
軍国主義よりも平和主義のほうが良いに決まっている
(力尽くで可決するよりお互いに納得し合えるまで対話し続ける事だ)
 
だとすればこの幸福を力尽くの法律制度で得られるとは思えない
少なくとも個々が育む倫理観とか
視野の広い意識によってお互いの存在を認め合い
切磋琢磨できる全体観を養うことの中で
調和と共生する関係を求めるものだと思う