官僚政府と民間政治 150514

官僚政府と民間政治 150514
 
職業軍人や職業警察の力で裏打ちされた官僚政府と
全員対等な民間によるボランティア政治の違いは
衣食住や金融という物質面を目的として
民間の労働力を手段とするか
同じ物質面を生きるための手段とするかの分かれ道
 
官僚組織は力尽くで税金を民衆に掛けることで始まるか
再分配するために自主的に分け合い相互扶助するための
手段とするかで
縦社会の支配になるか対等な集いの関係になるかの
大きな違いを孕んでいる
 
建前はどう在れ官僚支配が民主主義を唱えようと
主権在民を謳い上げようとも所詮見せ掛けに過ぎず
本音は所有を主張する物質的権利獲得競争で
勝ち残ることである
勝ったものが未来の権利を確保し見掛けをどう繕おうと
負けた者は奴隷や家畜されて搾取されるのが実質の姿である
 
従属支配という理不尽な力の関係は誰にとっても
心休まることのない不幸であり
お互いの対等性と自在性による信頼という調和の関係こそが
意識を目覚めさせ心を豊かさで満たすことができる
 
しかし急いで結果を求めてしまうと
目先の欲に目が眩み精神的な目的を見失い
手段であるべき物質的なモノを目的に据え変えることになり
強欲に心がゆらぎマインドコントロールされることになる