市長と議会に対等性を 150428

市長と議会に対等性を 150428
 行政側の市長と市民側である筈の議会に対立でなく対等性を

中央集権を目指す資本主義の資質において
建前とした見掛けの民主主義を無視し
国の為政者は地域の長に権限と権力を集中させた
手綱を握り支配しようとする
 
地域市民の政治に対する関心と参加意識が非情に強くない限り
実質市議会の立場は形ばかりのものでメクラバンの如くに弱く
市政が行政代表の市長の意向で独裁的に決まるシステムである
その結果地域行政は国に支配搾取されることになる
 
行政の全てが市民の管理と監視を逃れている現状において
市長と行政は縄張りをめぐらし
警察権力と法整備と税金で成り立つ予算の権限を取り込み
お手盛りで動かした上に役目を逆手に取って権力と位置づけ
福祉と教育を管理することで市民の個性と意見を剥奪している
 
そんな中で市民は洗脳され行政をお上として崇めるか
あきらめて無関心となっているのが現状だろう
議員への期待も薄くなりマスコット化して
形式的な存在となっているのが実体といえるだろう
 
こうして民主主義を無視した現状を卒業するためには
市民の一人ひとりが全体を見据える公的な
ボランティア意識を自ら育くみ市政に参加し
行政の人事その他を管理するまでに成長しなければならない
 
民主主義は神から与えられるものではなく
自分達がお互いを認め合い切磋琢磨することで集い
参加者の総意のもとに自ら築いていくものである
 
だとすれば地域住民は市長と議会の対等性を求め
全地域住民の福祉と教育における各自の対等性と自在性を求めて
市議会と行政とその代表である市長を
責任をもって管理して行かなければならない