問題は中央集権思想 150311

問題は中央集権思想 150311
 
依存するにも搾取するにも支配するにも
都合のいいのは十把一絡げにすること
それには個性を剥ぎとって
善悪観や競争原理などの社会的価値観を植え付け
管理しやすく二大勢力の縄張りで括って
お互いを対立させておくこと
それが中央集権思想
 
一次産業である農業中心の封建社会制度では
やむを得ず地方分権を残しつつ
遠巻きに集めていた権利権限権威を
資本主義や社会主義共産主義と名を変えて
民主主義の衣で民衆の目を騙し
対立関係を装って脅し漁夫の利を狙う
 
精神性を省いた直接管理へと体制を固めてきたが
その中身は一層の依存搾取を高め
利己的に民衆を管理する中央集権であり
意識を隠蔽して
物質を中心にする兵糧攻め管理システムである
 
この体験で学び取るのは
自然環境における食物連鎖を再認識して
責任転嫁の依存から自律的共生へと向かうことと
過去と未来に執着する権利獲得の競争原理から
今現在を中心として多様な関係をつなげる遊びを
愉しむ調和の関係に目覚めることだろう