納得と自主性 150219

納得と自主性 150219
 
ほとんど一体としか思えない我が身ですら
個々の部位やその細胞はそれぞれ独自の行動で
参加しているわけだし
時には全体の流れに沿わずに分離することすらあり得る
 
分かっているだけでも素粒子から銀河系まで
全体と部分の切っても切れない連鎖が輪になって続いている
この世のどこを切っても全てが同じ模様だとも言えるし
二つと無い違う顔をしているとも言えそうだ
 
部分同士も全体との繋がりもコミュニケーションという
様々な形で対話をしながら違いを繋げることで
全体のイメージを創造することを愉しもうとしているはずだ
腑に落ちる納得と自主性を両立させることで
人生の何たるかをつかもうとしている
 
ここで納得が得られなければ直接の出合いが起こらずにすれ違い
別の出合いを選び全体として全てが参加する
見果てぬ連なりを創り続けていくのだろう
 
もしも納得のないまま妥協してしまうと
過去に依存し未来を搾取し嘘と秘密で貼り付けた
支配と従属という澱みに迷い込むことになる
 
そこにはパニクった強欲と競争と権利に
嫉妬と不満と暴力が渦巻いている