モラルという人工意識 150205

モラルという人工意識 150205
 
常識とか道徳という社会的価値観は
生まれつき備わった自然発生的なものではなく
依存・搾取・支配するための道具として
為政者によって民衆に植え付けられた手綱にすぎない
 
部分観にとらわれた
権利意識も弱肉強食論も競争原理も自然淘汰説も
混沌を導いてしまう欲張ったが故の自殺行為である
 
大事なのは全体を支える部分としての関係性を理解することであり
全体観と個意識を持って自主的に出合いを自ら判断できるだけの
視野の広い自己認識である
そのためには相対する相手を
自己の鏡として対等に向き合う必要がある
 
価値観はその都度自分が判断するべきものであって
与えられたり押し付けられるべきものではない
責任とか義務とか権利だのというものも
自分の心に問うものであり相手に強要するものではない
 
お互い様にあるがままの中で
その場その場を共有しながら自分の選択をして
相手の選択を認め合い補い合う共生意識を育てていくことで
集合意識と関わり冒険と発見を進めていくのが人生なのだろう