運めうという偶然論 150114

運めうという偶然論 150114
 
理解不能な状態を無知と呼ぶのだと思う
人間は愚かにもこの無知という状況を
偶然とか運命という言葉で濁し
馬鹿の上塗りをしたがる
 
素直に言えば「今のところ情報不足も手伝って
この件に関して判断できないのです」と言う事でしかないのだ
全てが流動的に関わり合っているこの世に
絶対だの唯一だのという行き止まりの答はなく
結果といえどもプロセスの中のこことであり
その場その時の踊り場としての納得なのだということを
下地にして今の行動を選んでいるのがそれぞれの人生なのだ
知っていようが依存していようが命のある限り死を選ぶまで
常に自分の生き方を選び続けているのである
 
その体験で培った知識を咀嚼した意識の全てを集合したモノを
その瞬間における無限というのだろう
そこからのフィードバックを個々が受信して次の判断と選択の
ベースとして使い
更なる意識を育てていく事を活きるというのだと思う