進化論の変化 150106

進化論の変化 150106
 
ダーウインの弱肉強食論から今西の共生関係へと
長い時間を掛けて視点を移しつつある
 
ダーウィンが「種の起源」を1859年に著し進化論を説いた
生存に適した生物が競争に勝ち抜いて子孫を残すのだと言う
 
その後1949年に今西錦司によって
生物の種は競争することなくお互いに­棲み分けて
共生」することを観察によって発見し
ネイチャーへの記事に種は個体からではなく
種社会が新しい情報で飽和する時一斉に姿を変えると言う
『棲み分け理論』で示したが
西洋の学会は鼻にも掛けずに一笑に付した
 
更に四方哲也(よもてつや)が世代交代の早い大腸菌を使って
負け組もそれ相応のテリトリーを持ちながら
勝ち組と共生することを実験によって証明した
又更に微生物学者であるリン・マーギュリスが1996年
「生命の共生進化論」を唱えて種の起源の間違いを正した
1992年にリチャードミルトンが書いた「進化論に異議あり
の存在もある
 
DNAは生命の20%の情報を担っているにすぎないと言う
後の80%は心や意識と呼ばれるモノの
働きによる所が多い考えられるのだろう
 
進化は、弱肉強食でも自然淘汰でも適者生存でもなく
共生関係による調和で変わるべくして変わるという考えが
これからの主流となってくるだろう
今西の『棲み分け理論』は
個体からではなく種社会が新しい情報で飽和する時
一斉に姿を変わる