◎道具としての奴隷 180219

◎道具としての奴隷 180219 手にしたモノを大切に扱うか 粗末に使い捨てるかは使い手次第だけれども その使い手そのものの信頼を得られるかどうかの 分かれ目でもある 奴隷という道具を確保してこその ギリシャ的民主制度が成り立ち 哲学や数学を始めと…

本物の多様性 180219 唯一の答えは搾取のための依存心をクスグル 扇動的なプロパガンダでしかない 本物は常に今を踏切台として飛び火する 発展的なプロセスの状態にある 保守性とは後ろ向きの利己的な過去を保つために より大きな可能性を捨てることで…

◎慈悲と驕り 180219

◎慈悲と驕り 180219 全体観を持った無限感による慈悲と 視野の狭い部分感による慈善 平家の慈悲が単に驕りであったから 復讐心による源平合戦がもたらされた 徹底した慈悲を維持できるならば 調和の関係を継続できるだろうが 至らぬ人間が故にその公共…

ホフマン物語 オッフェンバック オペラ

ホフマン物語 オッフェンバック オペラ 150分 詩人ホフマンが酒に溺れて 愛の辛い遍歴を語る中で つきまとう友人の存在が今一つわからないが 最後の失恋でホフマンが崩れる中 ミューズとなって詩作の道へと導くところで終わる 最初の哲学者と人形作家によ…

後宮からの逃走 モーツアルト オペラ

後宮からの逃走 モーツアルト オペラ オペラには何がしかの哲学が盛り込まれている オペラだけでなくコメディーにも童話にも 言えることだ これもギリシャ文化の影響だろうか この物語も スペインの貴族がトルコの捕虜になり 宿敵だと判明し処刑を覚悟するが…

メリー・ウィドウ レハール オペレッタ

メリー・ウィドウ レハール オペレッタ 湖上の出島で音楽祭におけるウインナオペレッタ コメディアンかと思えるほどの 芸打者の二人が舞台を盛り上げる パリを舞台とするカンカンあり舞踏会ありの たのしいエンターテイメント 大金持ちの未亡人を巡って 国お…

有り得ない目標なしの人生 180217

有り得ない目標なしの人生 180217 達成されることのない絶対の目標が 心の支えとして人生にも社会にも必須 この絶対の目指すべき目的とは 信ずるに値する精神性である それを神と呼ぼうが進歩と呼ぼうが 大自然ととらえようが誰もが信頼できれば良いの…

◎無条件の信頼 180216

◎無条件の信頼 180216 すでに保証がある所には 無条件の信頼の必要などないのだから 即物的な判断だけで得るのは依存と甘えで 信頼を得ることはできない お互いの心が見えない不確定な関係の中で 信頼が求められ生まれるのである そこに深く広い洞察力…

コシ・ファン・トゥッテ モーツァルト オペラ

コシ・ファン・トゥッテ モーツァルト オペラ イタリア・オペラ185分 初めて見る作品 浮気と本気と 前後の掛け引きと正直な本邦と 全ては裏腹と言う哲学 喜劇三部作 フィガロの結婚 ドン・ジョヴァンニ コシ・ファン・トゥッテ この中で最も光っていうの…

ドン・カルロス ヴェルディ オペラ 

ドン・カルロス ヴェルディ オペラ 5幕4時間に上る長編のドラマを 飽きることなく惹き付ける演出に魅せられる 全登場人物が主役であってもおかしくない 配役もすごいし 何よりも500年前の実話を 今に蘇らせた舞台装置や衣装の素晴らしさ 白と黒のシンプ…

正義と物欲 180215

正義と物欲 180215 個人的な強欲は独占的所有を求め 食物連鎖とすみ分けという 正義である大自然の法則に逆らい 利権を合法化して地球丸ごと 侵略し占拠しようとする この理不尽な暴力を不正義と言う 人間は知識と余剰生産物を得る事によって 縄張りを…

◎権利から正義へ 180214

◎権利から正義へ 180214 民主主義とは究極を目指すもので 正義を主張する分 権利を放棄するものである 地球規模の全体を視野に入れ 地域から行動し実行すると同時に 地域から生まれる正義の発想を 世界規模で持ち寄り咀嚼していくことでもある 主権在…

トスカ プッチーニ オペラ

トスカ プッチーニ オペラ 円形野外大劇場を舞台にしたオペラも多くあるけれど その分声を張り上げキメの細かさに欠けることになる そんな中で聴き応えがあるのはトスカかもしれない まるで歌舞伎の見得を切るのも等しいアリアも 大劇場なればこそなのだろう…

◎建前民主主義からの脱皮 180213

◎建前民主主義からの脱皮 180213 奴隷を従えた民主主義 植民地を踏み台にした民主主義 軍隊などの暴力に支えられた民主主義 牢屋と法律に裏打ちされた組織的な民主主義 利己的な官僚組織に委託する代替え民主主義 何らかの力に依存する縄張り民主主義 …

ドン・ジョヴァンニ モーツァルト オペラ

ドン・ジョヴァンニ モーツァルト オペラ イタリア・オペラ ドンファンでお馴染みの女たらしの王をめぐる ドタバタ物語 誘惑しそこねた娘の父親であり 上司でもある騎士団長を殺してしまうところから 物語が始まる 最後はその騎士団長の霊からの誘いを受けて…

他力本願 180211

他力本願 180211 代償をを求める所に愛はない 祈るの本音がねだるであっては元も子もない 出合いは搾取や依存を選ぶ場でなく お互いの解放による切磋琢磨でこそ 学びによって相乗効果を生み出すことができる 所詮所有という侵略行為に 正義も喜びも信…

こおもり ヨハン・シュトラウス2世 オペレッタ

こおもり ヨハン・シュトラウス2世 オペレッタ 娯楽作品 バレイに歌謡曲に道化の大道芸と 何でもありの仮装舞踏会が舞台 ドイツオペラだけれども英語にフランス語に 日本語まで飛び出す乱痴気騒ぎで ハッピーエンド アズナブールの特別出演もあり ヨーロッ…

アイーダ ヴェルディ オペラ

アイーダ ヴェルディ オペラ 背景も人数も会場も規模が大きく ローマの野外競技場を舞台にした 壮大なオペラだけに 歌手も力尽くで歌い上げる力量を必要とし 大きな双眼鏡が無ければ見えない 機微に欠けるところがあります ストーリーも有史以来の人間が作り…

ばらの騎士 リヒャルト・シュトラウス

ばらの騎士 リヒャルト・シュトラウス 狂言の如き趣を織り込んだ ドイツオペラの傑作なんだけれど イタリアオペラのようにおどけきれず 無骨に真面目が除く 男社会の愚かさを笑いにして 愛と情が絡むハッピーエンドの娯楽趣向 三度結婚説を唱えるが如くのス…

セビリアの理髪師 ロッシーニ 魅惑のオペラ 笑って感動できる見事な作品 ト書きですべてを語るオペラの醍醐味 抽象性の高さが笑いの中に 真理を挟み込むサブミナル効果 娯楽性に見るオペラだからこその 詩的表現による意識の無限性

◎利己か利他か 180206

◎利己か利他か 180206 依存搾取によって満たされた幸せを 追いかけ続けながらも けして満たされることのない 左脳による一方通行の有限性に自ら閉じこもり どこまでも奪い合う対立の中で孤独を選ぶ利己 自律を目指す解放による多様な出合いと お互いの…

椿姫 ヴェルディ 魅惑のオペラ 小学館

椿姫 ヴェルディ 魅惑のオペラ 小学館 男社会の論理はいつの世も同じで 視野の狭いご都合主義だ ベニス版の歌手も演出も出来が良く 惚れ惚れする これが歌でなくセリフだったら 見る気もしないと思うけれど 詩という抽象性に魅せられているのだろう

さらば外務省 天木直人 講談社

さらば外務省 天木直人 講談社 私は小泉首相と売国官僚を許さない 内閣の辞令により 「願いに依り本官を免ずる」と言う 本人が願ってもいない免職通知によって 退官した天木直人氏による内部告発である 実名による行政と国会の馬鹿馬鹿しいほどの茶番劇であ…

へうげもの 山田芳裕 講談社

へうげもの 山田芳裕 講談社 これは漫画だけれど かつて小説で「信長の棺」というのがあった あれも面白かったが 本能寺の変においておっとり刀で仇を取る状況からして 律儀な明智光秀を追い込んで 信長暗殺を企んだのは豊富秀吉しかいないと‥ そこまでは私…

プッチーニ 蝶々夫人 魅惑のオペラ 今日はマダムバタフライ ローマの円形競技場が舞台だから どんな装置でどんな演出になるのかと期待したけれど まるでハトバス観光目当ての猿芝居 広大な星空の中大声を張り上げるしかなく 只のエキゾチックなメロドラマと…

◎知的過渡期 180202

◎知的過渡期 180202 人類は体験による知識を蓄積し 自己を発見して利己心に囚われ 余剰生産物を独り占めしようと 競争原理を生み出し依存を狙い 嘘と秘密を駆使して相手をそそのかし 漁夫の利を企てる 自分をも騙す複雑怪奇な女と男になり 利己の意に…

薪 180201

薪 180201 今では誰もやらなくなって見捨てられた 山の掃除で出る枯れ木が薪になり 鋳物のストーブを赤くして憩いの場をつくる 人間は自らの労働力を奉仕することで 生きている実感と心豊かん満足感を得る 巷では40cmの5本ほどのクヌギの束が500円 間…

夢の続き 180201

夢の続き 180201 とても優雅で壮大な夢の続きを見た 家族総出でなつかしい知人も沢山 多分会ったこともない人々も様々登場 舞台も広大なフォーコーナーズの モニュメントバレーのような大地 黄色に透き通るグラジオラスが咲き誇ろ庭 朝の太陽の光が 一…

魅惑のオペラ フィガロの結婚 小学館

魅惑のオペラ フィガロの結婚 小学館 古典オペラにはまりそう 大げさな表現に以前は笑えていたけれど 今は臭いセリフよりも歌詞の方が抽象性が高く リアリティーを感じ出してしまう 人間の愚かさを引き出して笑いに昇華する 作家の芸当にも完敗 俳優であり歌…

正義 180201

正義 180201 肉食獣はその場で必要とする以上の狩りをしない 理性にとって殺生が不幸なものだとしても 植物ですら生き物であることに違いがない それでも自分から遠く感じるモノほど気楽に殺せるのは 人間に限ったことでもない 依存と不安を作り出した…