無限の選択肢 181104

無限の選択肢 181104
 
人類はコツコツと変化する未来に向かって
今何を選ぶべきかをやり過ごした過去から学ぶべきである
やり直せない未熟な過去の判断と対立すること無く
反面教師として尊重し充分に利用し尽くすべきである
世界は嘘や秘密に翻弄されて複雑怪奇なようだけれども
その姿の全てを赤裸々に残している
無限の選択肢と向き合い全体観をもって部分を明らかにし
より深い真理について気付けば良いだけである
 
 

振り子の頂点 181030

振り子の頂点 181030
 
男社会に媚びる女達に辟易
有史以来続いてきた嘘と秘密の暴力社会も
頂点に達して折り返し地点か
 
そろそろ競争原理の利権組織から脱皮し
信頼関係の切磋琢磨に飛躍できるだけの
意識に向かう備えが出来てきた気がする
 
個々の現場があっての物種
組織は事務的手段に過ぎない
目的は今を選ぶ愉しい冒険で
永遠の真理を発見し続けること

隷属なき道 ルドガーブレグマン 文芸出版

隷属なき道 ルドガーブレグマン 文芸出版
A I との競争に勝つベーシックインカムと三時間労働
 
この本でグレグマンが主張することを一言で表せば
狩猟採集時代の自在性と対等性を取り戻すということだ
個々がそれぞれに中心となって手段として自主的に集う
全体観である
 
嘘と秘密を無くして透明度の高い再分配の徹底を目指し
押し付けられた社会的価値観による労働環境を必要最小限にし
権力による縄張りの理不尽な国境線を取り払うことによって
個々の自由な裁量と切磋琢磨によって競争世界を卒業し
個性という凸凹を補い合う相乗効果をもたらすと言うものだ
 
縄文時代と違いA I とロボットによる客観的な判断で戦争を無くし
過不足のない技術力と生産性で飛躍的な自由自在性を得た人類は
奴隷なしの直接民主主義を手にするチャンスを勝ち取り
形を持たない意識の成長を目指す創造の世界に向かって
丸腰で歩む喜びと冒険を可能にしたことを
この本によって証明したのである

生産性の向上と分配制度の確立で得た具象的な生命維持の安定は
人生の大半を占めてきた手段である限りない所有欲と権力の獲得を
限りなく薄めてくれる
それは人生の目的である抽象的な精神性の探求と表現に
打ち込む事を可能にする新たな次元へのアプローチとなる
 

敵か友か 181028

敵か友か 181028
 
服従の相手は敵か?
対立した競争の対象は敵か?
奴隷を監督する犬は敵なのか友なのか?
暴言を吐く詩人のペットは王の奴隷か?
家畜は敵すらいない無常で無私の状態なのか?
単なる過去に依存して未来を放棄しただけなのか?
 
モノに特化した情の関係は所詮
過去を引きずる利己的な間柄でしかなく
一方的にしろ今を信頼する愛を目指す以外に
対等な関係は創れないらしい

遊びを支える仕事 181026

遊びを支える仕事 181026
 
人生の目的である冒険という遊びを
支える生命維持のための手段である生産を
仕事と名付けて区別し本末転倒したのは
農耕と牧畜を専業としてからのことであり
余暇と仕事と呼んでもいいこの対立する言葉は
強いられる義務としての時空間と
自主的選択による時空間と言い換える事もできるし
でっち上げられた権力組織に
その他の個々が支配搾取されている環境だとも言える
 
生産性をあげることを目的にすり替えた仕事と呼び
浪費を娯楽としての遊びと決めつけるのは
搾取支配依存を目論も側の洗脳と見るべきだろう
消費は愉しく循環する切磋琢磨による生産の手段であり
浪費は競争心を煽る惰性によって市民の選択権を奪い
空回りしさせるだけの宛てがい扶持の
虚しく退屈な状態を示す言葉である
 
生命にとって大事なのは自分で選んだ目指す目的のために
今の出合いを選択しながら冒険と発見を愉しむことであり
生き延びるための物的生産は前向きに暮らす手段に過ぎず
自ら選んだ目的に対する義務と責任である
 

慇懃無礼な学問 181025

慇懃無礼な学問 181025
 
統計学が初めに答えありきの官僚的支配者にとって
都合の良い数字を意味不明なプロセスの中ではじき出し
洗脳に役立つ捏造されたであろう
慇懃無礼な架空の存在を生み出す
 
例えば目に見えない抽象度の高いボランティアとか
家事労働に子育てなどを査定しないGDP
建前とした公的な目的を本音の利己的手段にすり替えた法律や
偏ったデーターで偽装して病を呼び込むトロイの木馬
医療機器や薬剤などによって
社会を支えている主権者を搾取し翻弄する
統計と呼ばれる偽りの数字
 
ゴミが多いほど文明が高いことの証明だと言い
借金の多さは裕福さを表す物差しだと言い
未来を先取りする無期限の搾取は利益そのものだと言い
具象的な強欲に溺れた身勝手な屁理屈を
信じ込ませる理知性を装った視野の狭い妄信的な学説などが
暴力的に踊り戯れ地球上に蔓延して
逃げ場さえ埋め尽くす本末転倒の有様である

調和のダンス 181014

調和のダンス 181014
 
人間が物質的な有限の枠を解放し
非物質的な無限の環境と向き合えば
たちまちマイナーな競い争う
共食いの愚かさに気づいて無意識と繋がり
ポジティブな切磋琢磨で遊んで
相対による調和のダンスを創造するだろう