天孫皇統になりすましたユダヤ十支族 落合莞爾 成甲書房
落合莞爾 成甲書房
天皇渡来人説を全面否定
聴者は経営投資コンサルタントを業務とする傍らで
建前の歴史の裏で本音の歴史に何がおきてきたかの闇に取り組み
大陸から見れな東の外れにある列島で
縄文人と様々な渡来人との融合と掛け引きが起こり
天皇が列島を支配し南北朝をへて明治から
江戸の表天皇と京都の裏天皇によるユダヤ金融支配勢力と
金塊をめぐる十支族と世界に散った残りの二支族との
封印された歴史が今に続いているらしい
アメリカによる占領政策もこのNWOの争いに関わるものらしい
何もグローバリズムは今に始まったことでなく
余剰生産物に依存する搾取と支配が始まったときからのことであり
大航海時代にその大転換が起こったのである
いずれにしても過去の利権を奪い合い血で血を洗う
物的強欲に目の眩んだ情けない次元の話であるが
これこそが反面教師となって抽象的な無限の真理に迫る
唯一の道なのだと私は確信している
◎完璧な民主主義は神の領域 170914
◎勝ち負けによる法社会の終焉 170912
合法にオンブする搾取と依存心を卒業し
哺育器の中の大人 精神分析講義 岸田秀 伊丹十三 朝日新聞社
哺育器の中の大人
精神分析講義 岸田秀 伊丹十三 朝日新聞社
伊丹さんの回転の速さと博識の広さは尋常でないな〜
これを読んで彼の映画の切込みの鋭さに納得がいく
伊丹さんが岸田さんの講義を受けると言う設定の本だけれど
しばしば逆転する場面で議論が進行形に盛り上がって実に面白い
岸田論は人間の赤子は未熟で生まれるために本能が出来てあがっておらず
じぶんとその環境を認識できず後付の幻想で埋め合わせているから
宙ぶらりんなのだという
この未熟であることが人間のあらゆる状態に影響している
人間の心には3つの要素があると分析する
エス(本能的な要求や感情や)
スーパーエゴ(道徳やルールなどの社会性のことで超自我)
エゴ(エスとスーパーエゴを調和させる機能のエゴ)
ちなみに動物はエス(本能)に規定された現実を中心に暮している
人間はエゴ(自我)を中心にバランスを取りながら生き延びているが
このバランスが取れずにエスが大きくなり板挟みになって苦しんでいる
心については特に部分である知識を寄せ集めても全体像を結ばない
粗末でも先に意識という全体像を持って知識でふくらませるべきだろう
最後の「ニホン人の精神構造」は実感があるので特に面白い アイデンティティーの問題があるから自立(自律)できない 男社会が男であることを強要しそ所有欲のために競争原理と暴力が正当化され 強姦と言う現象を作り上げる ナルシズム・サディズム・マゾヒズムなどなどの問題も 未熟性がもたらしたという